
いきいきとした表情で人を引きつける顔になる
脳マッサージを行うと、その場で、ほおが上がった状態をキープできるようになります。
目が大きくなり、顔つきが変わり、見違えるようになります。
世の中には、多くの美顔法がありますが、それらと脳マッサージとの違いは、その効果が持続することでしょう。

それはなぜか?一般にほおが下がる理由としては、加齢や過労、肌の手入れ不足など、いろいろな原因が考えられます。
しかし、最大の原因はストレスです。
脳にたまったストレスの影響によって顔の筋肉を統御する電気信号が乱れ、顔の筋肉がゆるみ、たるんだ状態なのです。
すると、ほおは下に落ち、肌の潤いもなくなり、実年齢以上に老けて見えるのです。
自分でも忘れている過去の重大なトラウマ(心的外傷。親との関係性の悪化など)が引き起こしていることも少なくありません。
その影響で、今という瞬間を自分らしく生きられていない、そのことがほおを下げているのです。
そのストレスやトラウマが改善されない限り、物理的にほおを押し上げても、効果は持続しません。
逆に、下がったほおは、脳に悪影響を及ぼします。
ほおの下がった状態では、人は過去にとらわれ、クヨクヨと思い悩んだりして、どんどんネガティブな状態へと追い込まれていきます。
この脳のネガティブな状態が、さらにほおを下げさせる悪循環を生むのです。
両手で両方のほおを引き下げると、歩こうと思っても、足が重く、なかなか前へ進めません。
一方、両手でほおを引き上げると、足取りが軽くなり、楽に足を前に運べるようになっているはずです。
脳マッサージは、こうした顔と脳との関係を活用し、ストレスやトラウマを解消・解放へと導きます。
その結果、ほおが上がってその人が本来持っていたいきいきとした表情になり、魅力的な顔になるのです。
額に手を当てるだけで脳の血流が大幅アップ

最初に脳マッサージでは、額に手を当てます。
私たちは考えこむとき、よく手のひらを額に当てるポーズを取ります。
これは、なんの理由もなく行っている行為ではありません。
手のひらを当てて前頭前野を活性化させ、抱え込んだ問題の解決策を見つけようとしているのです。
それを脳マッサージでは意識的に行います。
こうすることによって、抱えている問題をより客観視できるようになります。
続いて、もう一方の手をほおに当てて下げ、今抱えている課題や、自分らしく生きることを妨げている問題を見つめ直します。
それを見つめ直し、いったん受け入れる必要があるのです。
このとき「その感情を受け入れ、手放します」と言葉かけをします。
この手続きをとることで、次のステップを踏み出すことができるのです。
次に、ほおを引き上げる動作を行い、理想の自分になることを受け入れます。
ほおを引き上げるときには、「その自分を受け入れます」と語りかけます。
この言葉がけが重要です。
脳マッサージによって、脳のストレスやトラウマを解消すると、顔つきが穏やかになり、その人本来のよい顔になります。
よい顔がもたらす影響、いいかえれば、よい波動はたちまち周囲に波及していき、人間関係がよいサイクルで回り出します。
この好循環が、新たな出会いや幸運をもたらすのです。
無意識下のロックを外す・脳マッサージのやり方

悩ましい問題やストレスを解消しようとしても、なかなかうまくいかないことが多いものです。
それは、多くの人が心の奥底で「どうせ解決できない」とか、「また失敗する」などと思い込み、あきらめているからです。
無意識下で自分の行動にロックをかけているのです。
この無意識下のロックをはずさない限り、抱え込んでいる問題を解決したり、ストレスやトラウマを解消したりすることはできません。
無意識下のロックをはずすために、脳マッサージで自分自身への言葉がけがぜひとも必要なのです。
①片手を額に当てる。
手のひら全体の感触をしっかりと額で感じ
②もう一方の手で、ほおを下げながら、理想達成の障害となっている事柄をイメージする。
その際に起こるネガティブな感情をよく味わいながら、「その感情を受け入れ、手放します」と心の中で言う
③理想を達成した自分の姿を具体的にイメージしながら、ほおを上げる。
そのとき自分が何を感じているのか、よく味わいながら、「その自分を受け入れます」と心の中で言う。
深呼吸をして、両手を離す
ポイント

・1回の長さはあまり意識せず、落ち着いて、理想の自分の姿を具体的に思い描くとよい
・1日に何度行ってもよい
・1回で心身に変化を感じる人が多い
・効果は実践をくり返すたびに大きくなるそのため、くり返し行うのがお勧め
脳マッサージは、繰り返し行うことで効果が高まります。根気よく続けてみてください。
「最近、雰囲気が変わったね」
周囲の人から、そう言われるようになったら、すでにあなたの人生はよい方向へと変わり始めていると言っていいでしょう。
「脳マッサージ」体験者の声

「感謝の言葉が素直に言えた
脳マッサージでストレスが取れると顔の印象がガラリと変わります。」
Yさん(男性、30歳、自営業)は、極度の緊張症でした。
人と対面すると過度に緊張し、うまく言葉が出てこないのです。家族ともうまくと話せず、初対面の人となるとまったくコミュニケーションが取れません。
そのため、「自分は一人で生きていけばいいと」と、半ばあきらめるように考えていました。
そんなYさんが脳マッサージと出会い、人は一人では生きていけないという当たり前の事実に気づかされました。
そして、人とつながることを恐れていた自分を客観的に見られるようになったのです。
心の鎧が取れて弱音を吐けた
次は、Kさん(女性、30歳、エステティシャン)。
Kさんは6年前、突然、パニック障害にかかってしまいました。病院でも原因がわからず、治療もほとんど効果が見られません。
そんなとき、私の脳マッサージのセミナーに参加しました。セミナーを受けたときの感想をKさんは「衝撃だった」と表現します。
Kさんは、いつも明るく何事も前向きな頑張り屋と、自分を思い込んでいました。
だから仕事でもプライベートでも、どんなにつらいことや苦しいことがあっても弱音を吐けない。「助けて」と言いたいのに、言えない。
それをしたら自分ではなくなると、かたく信じていたのです。
MYWILL 自分できる健康情報より
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