
幸福だと感じている人たちは、習慣や物の見方、性格に共通点があるそうです。
どれもシンプルで奥深いもの。
幸せの土台を築くために、これから身につけたい習慣もあれば、既にクリアできているものもあるはずです。
一度に全てをマスターしようとは思わないでください。
新しい習慣をコツコツと続け、脳を鍛え直してマインドセットを変えていく必要があります。
あなたの生活に劇的な変化が起こり始め、新しい習慣があなたの「当たり前」になるまでには、時間をかけて専念しなければならないと言えます。
思った以上に意欲と専心が必須のようです。
末長い幸福感をつかむために、最も幸福な人々の習慣をぜひ参考にしてみてください。
その内容をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介します。
ネガティブとの付き合い方

思考の80%はネガティブになりやすいって知ってた?
心に向き合うトレーニング、つまり瞑想を始めると、自分のネガティブな思考に向き合わなくてはなりません。
心には、明るい面と暗い面、ポジティブさとネガティブさが混在しているからです。
ネガティブとはなんなのか。そしてネガティブな思考にどうやって対処していけばいいのか、瞑想的観点からお話しします。
まず、傘を持たずに出かけて雨が降り、どこかで雨宿りをしたとして「よかった休憩ができる」と捉える人と「最悪な1日だ、時間を無駄にした」と捉える人がいる、同じ状況を体験しているにもかかわらず、感じ方は十人十色。ポジティブやネガティブに分かれます。
それは、普段から物事を肯定的に捉え直す力をどれくらい育んでいるかによっても違いが出てきますが、そもそものスタートは自分の内に湧き起こっている感覚に気づけているかが大きいです。
自分自身の感情に気づけている人は、最初に沸き起こってくる感覚や、その次に生み出される思考、そしてその感覚や思考に結びつく自分の行動すべてを意識的に行うことができます。
しかし、自分自身の感情に気づけていないと、最初に湧き上がる感覚に気づけず、
その次にやってくる感情や、行動も自動運転になってしまい無意識に行うことになります。
アメリカの心理学の研究によると、人は1日約6万回の物事を考え、3万回は選択をし、そしてそのうちの95パーセントは昨日と同じことを考え、80%はネガティブな考えだそう。
人間は記憶に優れた動物であるがゆえに、このような危機管理能力が働き、ネガティブ思考になりやすいのです。
意識的に気づきが訪れない限り、思考の約80%はネガティブになりやすいということです。
今まで伝えてきたマインドフルネスな呼吸は、「気づきの呼吸」であり、自分自身に湧き上がる感覚や感情に気づきやすくするためのトレーニングです。
呼吸は気づきのきっかけになります。

そして、ネガティブとは物事を否定的、または消極的に捉えることです。
すべての人の中にネガティブな思考が存在しています。ただ、ネガティブ思考が強い人は、自分自身への気づきが少なく、肯定的つまりポジティブに捉え直すまでに至らない状態であるとも言えます。
ネガティブ思考をまるで、性格の傾向や自分の特性のように感じる人も多いですが、ネガティブは性格や特性ではなく、ネガティブな状態なだけ。気づきが訪れれば選択を変えることができます。
ネガティビティを自分の内に閉じ込めたり、消し去ろうともがいたりしなくても、ただあることに気づき、認める、そしてネガティビティはあっていいものなのだと許しを与えることで、心はリラックスした状態になりやがて落ち着きを取り戻します。
そして、瞑想ではポジティブでもネガティブでもない、ある視点を最も大事にしています。それは、中道。ニュートラルな状態です。
よい悪いの判断すらない、中正なる道のこと。そして中道は、けしてポジティブとネガティブの真ん中がいいと言っているわけではありません。
分離し、対立するものの真ん中が正解なのではなく、何にも偏らず評価や比較からもかけ離れたところから生まれる、ニュートラルな状態。
バランスが保たれた状態を指します。
マインドフルな呼吸で自分に気づき、ネガティブとうまく付き合っていきましょう!
気分を切り替え、底上げする方法5つ

やる気スイッチを入れるためにすぐできること。
天候の悪さも伴って、気分がダウンしている人も多いのではないでしょうか。
カラダも重く、なかなかやるべきことを片付けられない毎日をアーユルヴェーダ法でスイッチするメソッドをお伝えします。
やる気が出ない、鬱々としてしまう、体まで重い……そんな状態が続いている時はカパ(水のエネルギー)が上がっている証拠。
エネルギーが下向きになり、綺麗なはずだった水がまるで小バエが飛んでいる澱んだ沼のようになってしまっているのです。
循環させて、清流になるようチアアップさせることが必要。
身の回りにあるアイテムを使ってチャレンジしてみましょう。
香りで上向きにする
アロマのパワーは心と体にダイレクトに響きます。
気持ちを穏やかにするウッディや甘い花々の香りではなく、ここはシャキッとさせてくれるアロマをセレクトして。
ミント+ジンジャー+オレンジで明るく前向きな気持ちを手に入れて。
精製水に数滴加えてルームスプレーにしたり、お風呂に使ったり。
冷たいタオルに使って首回りを包むのもおすすめ。
呼吸で上向きにする
「光る頭蓋骨」という意味で、浄化の効果もあるカパラバーディ呼吸法で活性化させましょう。
午後、眠くなった時にもオススメ。
フッフッフ! と息の音が細かく上がるほど、強く短く行う呼吸法です。
スパイスで上向きにする
カラダに喝を入れて元気をくれるスパイスの出番です。
チリ、ガーリック、ジンジャー、ブラックペッパー……
たちどころにお腹から温まり、汗が出てやる気と元気をくれるものばかり。
どれも身近なスパイスで取り入れやすいので、いつもより多めに使って活性化してみて。
マッサージで上向きにする
オイルマッサージもおすすめですが、最高に上向きにしてくれるのはなんといっても乾布摩擦。
しっとりとした肌触りより、多少肌に刺激があった方がエネルギーは上向きになるのです。
乾布摩擦の起源と言われるガルシャナ用の、アーユルヴェーダの絹の手袋で行うのが最高におすすめ。
軽くサラリとした感触で、リズミカルに下から上へマッサージして。
何回かマッサージすると肌も柔らかくなり、艶を帯びてくるのがわかるはず。
ない場合はマッサージ用のボディブラシもおすすめです。
掃除で上向きにする
気分が沈んでいる人、周りを見回してみてください。部屋が散らかっていませんか?
水のエネルギー、カパは汚部屋でさらに悪化すると言われています。
キッチンだけでも、バスルームだけでも。
窓を大きく開けて、モノがすべて目に届く状態に整えてみましょう。
またカパが強まると収集癖を発揮したり、モノが捨てられなくなる現象まで起こります。
思い切って断捨離することで、気持ちまで上向きになるのです。
どれも気軽に始められることばかり。
環境がなかなか変わらない時は、自分から変わってみましょう。
きっと見える世界がちょっと違ってくるはず。
小さなセルフケアを重ねて、厳しい状況でも上向きの心でいられますように。
メンタルヘススケアご感想

「心」が辛い状態の時に必要な要素は、「癒し」と「睡眠」です。
このセッションを受けると眠くなる方がたくさんいます。
これが、「心」の癒しなのです。
●岩手県 (女性)
「おはようございます。
昨日は、メンタルケアありがとうございました。
セットされるように気分がスッキリします。」
●長野県 (女性)
「昨日は、メンタルケア、どうもありがとうございました。
まさに「幸せ」感いっぱいに過ごしておりました。
メンタルケアん後、幸せはすぐそこにあり、感じるものだという大きな気付きを頂きました。
先生、本当にありがとうございます。」
●兵庫県 (女性)
・気持ちが不安定
「先生こんにちは。
いつもありがとうございます。
体のあちこちの痛みは残ってはいますが何より気分的にすごく楽になりました。
毎日毎日 なんとも言えないだるさと気持ちの不安定さが、今日は体も気持ちも軽かったです。
ありがとうございました。」
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