やる気や思考能力低下・脳内のリセット術・メンタルヘルスケア

友だち追加

毎日忙しくて、気づけば脳が24時間フル回転状態に。そんなとき、実はやる気や思考能力も低下しがちです。

脳と心が疲れたら、ひとり時間を有効活用した“脳内リセット術”をご紹介します。

ひとりでボーッと過ごすと考える力や意欲が高まる

ひとりでボーッと過ごすと考える力や意欲が高まる


平日は仕事で忙しいので、休日は大好きな友達とゆっくりおしゃべり。

でもなぜか、最近ワクワクしない…。

そんな人は「脳が“情報過多”でお疲れモードになっているのかも」。

こう話すのは、脳のケアを専門にする作業療法士の菅原洋平さん。

仕事中でも家でも、メールやSNSなどから、私たちの脳には毎日大量の情報が入ってきます。

「脳がそれを処理しきれないと、考える力だけでなく、やる気も低下してしまいます」。

例えば、人と歩調を合わせて行動するだけで、「脳に情報を入れ続けている状態」になるといいます。

そこで、脳を休めて意欲を回復するために必要なのが、ひとりで過ごす時間。

「静かな場所へ行ったり、スマホを見ないようにしたり。情報をできるだけ入れないようにして、気ままに過ごすことがおすすめです」

同様に、仕事に追われているときこそ、あえてボーッとする時間をつくりたいもの。「考えが煮詰まったときに資料を整理したり、席を立ったり。そんなときふっとアイデアが浮かんだ経験を持つ人は多いはず」。

これは脳が、情報のインプットモードからまとめモードに切り替わるからです。日々頑張っている脳を、ひとり時間でリセットする方法を紹介します。

ひとり時間でリセット

ひとり時間でリセット

日々頑張り続けることが、脳の働きを低下させてしまう要因になっている可能性も。正しくリセットするための脳の仕組みを知ろう。

メール、会議、資料作成、商談…と、仕事では常に新しい情報を入れ続け、移動中や家でもスマホでニュースやSNSをチェック。職場の人や友達と過ごす時間も、情報を入れっぱなし。

情報を処理しきれず、「理解しない」情報が脳内に増えていく。すると、考えがまとまらなくなり、焦燥感を覚えてさらに情報を詰め込もうとして、ストレスが高まっていく悪循環に。

ボーッとしたり、単純作業をしたり。そんなとき脳は怠けているのではなく、インプットされた情報を整理する作業に切り替わる。情報を結びつけたり分類したりと、脳が“まとめモード”に。

一見関連のなさそうな情報同士が結びつき、ひらめきが生まれる。情報が整理されて、脳内で“処理できない情報”が減り、新しい情報をインプットする準備が整い、やる気もアップ。

平日のすき間時間や休日に、意識してひとりの過ごし方を変えてみよう。

頭をフル回転させた後は、机の上を整理してみる

会議後、「記憶が鮮明なうちに」とすぐに関連資料を作るのはNG。「間髪入れずに新しい情報を入れると、せっかく入れた情報を消化できません。

ぶらぶら歩く、机の上を整理するなど単純作業を挟むことで、ふっと考えがまとまることも」

新規の仕事やハードワークの日は、移動中の勉強や読書を避ける

新規の仕事やハードワークの日は、移動中の勉強や読書を避ける

忙しい日や、新規の仕事に取り組む日は、移動中に読書や勉強など、新しい情報を入れるのは避けて。「電車内などでボーッとすることで、仕事のアイデアが浮かんだり、商談の内容からヒントを得られたりと、脳の“まとめモード”が働きます」

普段、忙しい人は「計画性のある旅」でリラックス

忙しい人は、行き当たりばったりではなく、予定をある程度決めてから旅に出るといい。

「普段から多くの情報を入れている人は、旅先で探したり、調べたりすることがストレスになる。

食べる店や移動手段などを決めておくほうがリラックスできます」

仕事が忙しいときは、いつもと同じ店や席で食べてみる

仕事が忙しいときは、いつもと同じ店や席で食べてみる

仕事で頭をフル回転させているとき、ランチで新しい店へ行くと脳がさらにお疲れモードに。

「昼食時間に脳を情報整理モードにするには、なじみの店で食べる、毎日同じ景色の見える席でお弁当を食べるなど、“いつもと同じ”ことを取り入れて」

投稿するための行動”は速攻ストップ

SNSで投稿するためにおいしいものを食べに行くなど、リアクション欲しさに行動するのは、「相手からの承認という情報が入らないと落ち着かないという、“情報中毒状態”の表れ。脳をリセットするにはSNSに振り回されないことが必須です」

家の中でひとりになれるスペースを意識して持つ

DINKSや実家暮らしで自分の部屋がない場合は、キッチンの一角や洗面所など、ひとりになれる場所を“自分のための場所”として意識するといい。「その場所には本や雑誌など余計な情報を入れないことで、脳をリセットしやすくなります」

メンタルヘルスケアのご感想

メンタルヘルスケアのご感想

心が辛い状態の時に必要な要素は、「癒し」と「睡眠」です。
このセッションを受けると眠くなる方がたくさんいます。

これが、「心」を癒すということなのです。

メンタルヘルスとは直訳すれば「心の健康」を意味します。
心の健康状態は、自分では気づかないことが少なくありません。

●静岡県 Mさん(女性)

「おはようございます。
脳疲労リセットありがとうございます。
やっぱりスマホを閉じて、何もしていないリラックス状態が良いみたいです!
額がジーンとしていました。
あくびが出たり、昨晩は、胃がキュルキュルいったりしました。
すぐに寝ることはなかったですが、今朝も体が軽く、頭もスーっとしています。
脳疲労リセットしていただき、スッキリしているので、セロトニンをお願いして幸せ感を増やしてみたいと思います。
本日もよろしくお願いします。」

メンタルヘルスケア

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP